信用回復ローンと自社ローン どっち?違いと選び方

信用回復ローンと自社ローン どっち?違いと選び方

「過去に金融トラブルがあって、車のローン審査に通るか不安…」「信用回復ローンや自社ローンって聞くけど、何が違うの?」「もしかして怪しいローンなの?」

もしあなたがこのように感じているなら、この記事はまさにあなたのために書かれました。車の購入は大きな決断ですが、過去の金融状況が原因で諦めてしまう必要はありません。

「信用回復ローン」「自社ローン」は、そんなあなたの味方になってくれる可能性がある選択肢です。しかし、この二つのローンは名前こそ似ていますが、その仕組みや特徴、そして将来への影響は大きく異なります。

この記事では、「信用回復ローン」「自社ローン」の7つの主要な違いを徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリット、実際の利用者の声、そしてあなたに最適なローンを選ぶための具体的なポイントを分かりやすく解説します。

この記事を読めば、漠然とした不安が解消され、自信を持って自分に合ったローンを選び、安心して新しいカーライフを踏み出すための一歩となるでしょう。

この記事でわかること

  • 「信用回復ローン」とは?
  • 「自社ローン」とは?
  • 信用回復ローン vs 自社ローン 7つの違い
  • 信用回復ローンを深掘り
  • 自社ローンを深掘り
  • 利用者の声:口コミ・評判
  • あなたに合うのはどっち?
  • 悪質業者を避けるポイント
  • まとめ
この記事は自動車販売の現役プロが監修しています

コンサルタント

関根さん

大手自動車販売ディーラーにおいて10年以上にわたり輸入車を中心に数多くの販売を手掛ける。豊富な商品知識と顧客ニーズへの深い理解に基づいたコンサルティング営業に定評があり、年間販売台数において複数回の社内表彰を受賞。車両販売だけにとどまらず、アフターサービスやファイナンスプラン、ライフスタイル提案に至るまで、幅広い分野で顧客満足度の向上を追求している。

目次

「信用回復ローン」とは?未来の信用を育てるローン

まずは「信用回復ローン」について詳しく見ていきましょう。このローンは、単に車を購入するための資金調達手段というだけでなく、将来的な信用力の回復を目指すという大きな目的を持っています。

信用回復ローンの目的と仕組み

信用回復ローンは、過去に債務整理や支払いの遅延といった金融トラブルを経験し、信用情報に傷がついてしまった方を主な対象としています。基本的な仕組みは通常の自動車ローンと似ていますが、審査の際に過去の状況だけでなく、現在の収入や返済能力、そして何よりも返済に対する真摯な姿勢が重視される点が特徴です。

このローンを利用し、毎月の返済を遅延なくきちんと続けることで、その良好な返済実績が信用情報機関に記録されます。 これが、将来的にクレジットカードの作成や住宅ローンなど、他のローン審査で有利に働く「信用」を再構築する手助けとなるのです。

信用情報機関との関連と回復プロセス

日本の信用情報機関には主に、CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(株式会社日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つがあります。これらの機関は、個人のローンやクレジットカードの利用履歴、支払い状況などの情報を収集・管理しています。

信用回復ローンを利用すると、契約情報や毎月の返済状況がこれらの機関に登録されます。計画通りに返済を続けることで、いわゆる「クレヒス(クレジットヒストリー)」が良好なものとして積み重なり、徐々に信用力が回復していくというプロセスです。

ただし、一度傷ついた信用情報が完全にきれいになるには時間がかかり、延滞などがあれば逆に状況を悪化させる可能性もあるため、慎重な利用が求められます。

どんな人に向いている?

信用回復ローンは、以下のような方に特におすすめです。

  • 過去の金融トラブルにより、銀行やディーラーのローン審査に通らない方
  • 将来的にクレジットカードを作りたい、住宅ローンを組みたいなど、信用情報を改善したいと考えている方
  • 多少金利が高くても、信用回復の機会を得ながら車を所有したい方
  • 安定した収入があり、計画的な返済が可能である方
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「自社ローン」とは?販売店独自の審査で車を手に入れる

次に、「自社ローン」について解説します。こちらは信用回復ローンとは異なり、販売店が独自に提供する分割払いシステムと考えると分かりやすいでしょう。

自社ローンの目的と仕組み

自社ローンの最大の目的は、「今、車が必要」という顧客のニーズに応えることです。主に中古車販売店が提供しており、信販会社や銀行などの金融機関を介さず、販売店が直接顧客と分割払いの契約を結びます。

そのため、審査は販売店独自の基準で行われます。多くの場合、信用情報機関への照会を行わず、現在の収入状況や勤務状況など、「今、支払い能力があるか」を重視して判断されます。これにより、過去に金融事故を起こした方でも、車を購入できる可能性が広がります。

独自の審査基準とは?

自社ローンの審査基準は販売店によって大きく異なりますが、一般的には以下のような点が確認されます。

  • 現在の収入状況: 安定した収入があるか、月々の返済額を無理なく支払えるか。
  • 勤務状況: 勤続年数や雇用形態(正社員、契約社員など)。
  • 居住状況: 持ち家か賃貸か、居住年数など。
  • 保証人の有無: 場合によっては保証人が求められることがあります。

信用情報機関のデータよりも、販売店が直接ヒアリングしたり、提出された書類から「この人なら返済してくれそうだ」と判断できるかが鍵となります。そのため、審査がスピーディーな場合が多いのも特徴です。

どんな人に向いている?

自社ローンは、以下のような状況の方に適していると言えます。

  • 過去の金融トラブルにより、他のローン審査に通らない方
  • とにかく早く車が必要で、審査のスピードを重視する方
  • 信用情報の回復よりも、まず車を手に入れることを優先したい方
  • 多少条件(金利相当の手数料が高い、車両価格が割高など)が悪くても、車を持つことを諦めたくない方
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徹底比較!信用回復ローン vs 自社ローン 7つの違い

徹底比較!信用回復ローン vs 自社ローン 7つの違い

「信用回復ローン」「自社ローン」、どちらもローン審査に不安がある方向けの選択肢ですが、その内容は大きく異なります。ここでは、7つの重要なポイントで両者を徹底比較し、それぞれの違いを明確にしていきましょう。

スクロールできます
項目信用回復ローン自社ローン
審査基準・機関信用情報機関の情報を参照。現在の返済能力も重視販売店独自の審査基準。信用情報は基本的に参照しない
金利・手数料金利あり(比較的高め、5%~15%程度が目安)金利なしの場合が多いが、車両価格に手数料や保証料が上乗せ
信用情報への影響良好な返済で信用情報改善の可能性あり基本的に信用情報機関への登録・報告なし
返済期間比較的長め(例:1年~5年程度)短め(例:1年~3年程度)
保証人・頭金審査により不要な場合もあるが、求められることも求められるケースが多い
両所有権完済まで信販会社やローン会社完済まで販売店
注意点(GPS等)車両にGPSが取り付けられる場合がある車両にGPSが取り付けられる場合が多い、遠隔エンジン停止も

①審査基準と審査機関の違い

信用回復ローンは、信販会社や専門の金融機関が審査を行います。そのため、CICやJICCといった信用情報機関の情報を必ず確認します。過去の金融事故の状況も審査対象ですが、「現在の収入が安定しているか」「返済意思があるか」といった点も総合的に判断されます。一般的なカーローンよりは柔軟ですが、一定の基準はクリアする必要があります。

一方、自社ローンは、中古車販売店などが独自に審査を行います。信用情報機関を通さないため、過去の延滞や債務整理の履歴が直接的な審査落ちの原因にはなりにくいのが最大の特徴です。現在の収入や勤務状況、人柄などを重視する傾向があります。

②金利・手数料の違いと比較ポイント

信用回復ローンは、貸し倒れリスクを考慮して、一般的なカーローンよりも金利が高めに設定される傾向があります。相場としては年利5%~15%程度ですが、業者や個人の状況によって変動します。金利の他に、事務手数料や保証料がかかる場合もあります。

自社ローンは、金利0%」を謳っている場合が多いですが、注意が必要です。金利がない代わりに、車両価格に手数料や保証料といった名目で費用が上乗せされていることが一般的です。この手数料が車両価格の10%~20%程度になることもあり、結果的に総支払額が信用回復ローンよりも高くなるケースも少なくありません。単純な金利だけでなく、総支払額で比較検討することが重要です。

③信用情報への影響の違い

この点が両者の最も大きな違いと言えるでしょう。信用回復ローンは、契約情報や返済履歴が信用情報機関に登録されます。そのため、毎月きちんと返済を続けることで、良好なクレジットヒストリーが積み上がり、信用情報の回復につながる可能性があります。 これは将来的に、住宅ローンや他のローン審査に通りやすくなるという大きなメリットです。

対して、自社ローンは、原則として信用情報機関に契約情報や返済履歴が登録されません。そのため、自社ローンを完済しても、それが直接的な信用情報の改善には繋がらないのです。あくまで「車を購入するための手段」であり、信用力の向上は期待できません。

④返済期間の違いと柔軟性

信用回復ローンの返済期間は、比較的柔軟に設定できる場合が多く、1年から5年程度が一般的です。月々の返済額を抑えたい場合は、長めの期間を選ぶことも可能ですが、その分、利息総額は増えることになります。

自社ローンの返済期間は、信用回復ローンに比べて短い傾向にあり、1年から3年程度が一般的です。これは、販売店側が貸し倒れリスクを早期に回収したいという意図があるためです。返済期間が短いということは、月々の返済額が高くなる可能性があるため、無理のない計画か慎重に判断する必要があります。

⑤保証人・頭金の必要性

信用回復ローンでは、審査の結果、保証人やある程度の頭金を求められることがあります。特に、収入状況や過去の信用情報に不安要素が大きい場合、これらの条件が付く可能性が高まります。ただし、保証人なしで利用できるケースも存在します。

自社ローンでは、保証人が必要となるケースが比較的多いです。販売店によっては、保証人が見つからない場合に保証会社を利用できることもありますが、その場合は別途保証料が発生します。頭金については、販売店の方針や車両価格によって異なりますが、頭金を用意することで審査に通りやすくなる傾向はあります。

⑥車両の所有権は誰のもの?

ローンの返済期間中、車の所有権が誰にあるのかも重要なポイントです。信用回復ローンの場合、完済するまではローン会社や信販会社が車両の所有者(所有権留保)となるのが一般的です。完済後に所有権が契約者に移転されます。

自社ローンも同様に、返済が完了するまでは販売店が車両の所有権を保持します。これは、万が一返済が滞った場合に、販売店が車両を引き上げやすくするためです。完済後に名義変更手続きを行い、正式に自分の所有となります。

⑦注意すべき点(GPS取り付けなど)

信用回復ローンおよび自社ローンのどちらにおいても、車両にGPS追跡装置が取り付けられる場合があります。 これは、貸し手側(ローン会社や販売店)が返済遅延や車両持ち逃げのリスクを回避するための措置です。契約時に説明があるはずなので、しっかりと確認しましょう。

特に自社ローンの場合、GPSだけでなく、隔でエンジンを停止させることができる装置を取り付ける業者も存在します。プライバシーの観点や、万が一の誤作動などを考えると、契約前にこれらの条件について詳しく確認し、納得した上で契約することが大切です。

【メリット・デメリット】信用回復ローンを深掘り

【メリット・デメリット】信用回復ローンを深掘り

信用回復ローンは、単に車を手に入れるだけでなく、将来の信用再構築を目指せる点が魅力です。しかし、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておくことが重要です。

信用回復ローンのメリット:未来の信用を築く

信用回復ローンの最大のメリットは、計画的な返済を通じて信用情報機関に良好な返済実績を記録できるです。これにより、いわゆる「ブラックリスト」の状態から抜け出し、将来的にクレジットカードの新規作成や、住宅ローンなど他のローン審査で有利になる可能性が高まります。

また、自社ローンと比較して金利が明示されているため、総支払額の計算がしやすいという点も挙げられます。一般的なカーローンより審査基準が柔軟な場合が多いのも、大きな利点です。

信用回復ローンのデメリットと注意点

一方で、デメリットも存在します。まず、般的な銀行ローンなどと比較して金利が高めに設定されていることがほとんどです。これは、貸し手側が申込者の信用リスクを考慮するためです。そのため、総支払額が大きくなる可能性があります。

また、審査が比較的柔軟とはいえ、誰でも必ず通るわけではありません。安定した収入や返済能力は依然として重視されます。さらに、万が一返済が遅延すると、せっかくの信用回復の機会を失うだけでなく、さらに信用情報が悪化するリスクも伴います。

【メリット・デメリット】自社ローンを深掘り

【メリット・デメリット】自社ローンを深掘り

自社ローンは、審査のハードルが低いことが最大の魅力ですが、その手軽さの裏にはいくつかの注意点があります。メリットとデメリットを比較し、自分にとって本当に最適な選択なのかを見極めましょう。

自社ローンのメリット:審査通過の可能性が高い

自社ローンの最大のメリットは、独自の審査基準により、過去の信用情報に問題がある人でも審査に通りやすい点です。信用情報機関を通さないため、ブラックリスト状態の方や、他のローン審査で断られた経験がある方にとっては、車を持つための大きなチャンスとなります。

また、審査が販売店内で完結するため、手続きがスピーディーで、早ければ即日納車が可能な場合もあります。急ぎで車が必要な場合には非常に助かるでしょう。

自社ローンのデメリットと注意点

自社ローンのデメリットとしてまず挙げられるのは、金利がない代わりに手数料や保証料が車両価格に上乗せされ、結果的に総支払額が割高になるケースが多いことです。また、返済期間が短めに設定されることが多く、月々の返済負担が大きくなる可能性があります。

さらに、購入できる車種が販売店の在庫車に限られるなど、選択肢が少ないこともデメリットです。そして最も注意すべき点は、完済するまで車両の所有権が販売店にあるため、万が一返済が滞ると車両を引き上げられるリスクが高いことです。

利用者の声:口コミ・評判から見る実態

利用者の声:口コミ・評判から見る実態

実際に信用回復ローンや自社ローンを利用した人は、どのように感じているのでしょうか。良い点、悪い点、そして注意すべき点を、利用者の声から探ってみましょう。

信用回復ローンの口コミ・評判

信用回復ローンを利用した人からは、「過去に金融事故を起こしたが、このローンのおかげで車が買えた」「きちんと返済を続けたら、数年後にクレジットカードが作れるようになった」といったポジティブな声が聞かれます。信用情報の改善という目的に共感し、真面目に取り組むことで将来への道が開けたという体験談は、希望を与えてくれます。

一方で、「やはり金利が高かった」「審査に少し時間がかかった」といった声や、「GPSが付いているのが少し気になる」という意見も見られます。金利の高さは覚悟が必要ですが、それと引き換えに得られるメリットをどう捉えるかがポイントになりそうです。

自社ローンの口コミ・評判

自社ローンに関しては、「本当に審査が甘くて助かった」「他では全部ダメだったけど、ここでやっと車が買えた」という感謝の声が多く寄せられています。特に、すぐに車が必要だった人にとっては、スピーディーな対応も魅力のようです。

しかし、「手数料が高くて、結局総額はかなりのものになった」「選べる車が少なかった」「支払い遅延に厳しく、すぐに連絡が来た」といったネガティブな意見も少なくありません。また、「怪しい業者もあると聞いたので、慎重に選んだ」という声もあり、業者選びの重要性がうかがえます。「金利がないと言われたけど、見積もりを見たらよくわからない費用が乗っていた」というケースもあるため、契約内容の確認は必須です。

あなたに合うのはどっち?状況別選び方ガイド

あなたに合うのはどっち?状況別選び方ガイド

信用回復ローンと自社ローン、どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。ここでは、あなたの状況や目的に合わせた選び方のヒントをご紹介します。

信用回復を最優先したいあなたへ

もしあなたが、将来的にクレジットカードを作りたい、住宅ローンを組みたいなど、信用情報の回復を重視しているのであれば、信用回復ローンが適しています。時間はかかるかもしれませんが、着実に返済実績を積み重ねることで、金融機関からの信頼を取り戻す一歩となります。

多少金利が高くても、その価値はあると考えるなら、この選択肢を検討しましょう。ただし、安定した収入があり、計画的に返済を続けられることが大前提です。

とにかく早く車が必要なあなたへ

「信用情報も気になるけど、今はとにかく車がないと生活や仕事に困る!」という場合は、自社ローンが現実的な選択肢となるでしょう。審査のスピードが速く、過去の経歴よりも現在の支払い能力を重視してくれるため、比較的早く車を手に入れられる可能性が高いです。

ただし、手数料を含めた総支払額が高くなる傾向があること、車の選択肢が限られること、そして信用情報への改善効果は期待できない点を理解しておく必要があります。

債務整理中の場合の選択肢と注意点

債務整理中(任意整理、個人再生、自己破産など)の場合、一般的に新しいローンを組むことは非常に困難です。しかし、自社ローンであれば、販売店によっては審査に通る可能性があります。特に任意整理や個人再生で、弁護士や司法書士を通して手続きを進めている場合は、相談してみる価値はあるでしょう。

ただし、自己破産手続き中の場合は、免責許可が下りるまでは新たな借入は原則としてできません。いずれの場合も、まずは専門家(弁護士や司法書士)に相談し、現在の状況でローンを組むことが問題ないか、そしてどのような影響があるかを確認することが非常に重要です。安易な判断は避けましょう。

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契約前に必ずチェック!悪質業者を避けるポイント

契約前に必ずチェック!悪質業者を避けるポイント

「信用回復ローン」「自社ローン」という言葉を聞くと、「なんだか怪しいのでは?」と不安を感じる方もいるかもしれません。残念ながら、中には不誠実な営業を行う業者も存在します。ここでは、そんな不安を解消し、安心して利用できる業者を選ぶためのポイントを解説します。

「自社ローンは怪しい」は本当?その理由と実態

「自社ローンは怪しい」というイメージは、一部の悪質な業者の存在や、過去のトラブル事例から生まれている可能性があります。例えば、法外な手数料を上乗せしたり、車両の状態を偽って高値で販売したり、強引な取り立てを行ったりするケースです。

また、金利がない代わりに総支払額が不明瞭であったり、契約内容が複雑で分かりにくいことも、不安を助長する要因となり得ます。

しかし、すべての自社ローン業者が悪質というわけではありません。 多くの業者は、過去に金融トラブルを抱えた人々に車を提供したいという思いで、誠実に事業を行っています。大切なのは、怪しい業者を見抜く目を持つことです。

信頼できる業者を見分ける5つのポイント

悪質な業者を避け、信頼できる業者を選ぶためには、以下の点に注意しましょう。

  • 提携先の貸金業登録の有無を確認する(信用回復ローンの場合): 信用回復ローンを提供する業者は、貸金業法に基づく登録が必要です。登録番号が明示されているか確認しましょう。
  • 契約内容の透明性: 金利、手数料、保証料、総支払額、遅延損害金、車両引き上げの条件などが明確に記載されているか、丁寧に説明してくれるかを確認しましょう。不明な点は遠慮なく質問し、納得できるまで契約しないことが重要です。
  • 過度な好条件や強引な勧誘はないか: 「誰でも審査に通る」「ブラックでも絶対大丈夫」といった甘い言葉や、契約を急かすような業者は注意が必要です。
  • 口コミや評判を確認する: インターネット上の口コミや評判を参考にしましょう。ただし、情報が偏っている可能性もあるため、複数の情報源を確認することが大切です。
  • 実店舗の有無や運営会社の情報: 会社の所在地が明確で、実際に店舗を構えているかなどを確認しましょう。連絡先が携帯電話番号のみといった場合は注意が必要です。

まとめ:あなたに最適なローンを選び、安心のカーライフを

まとめ

「信用回復ローン」「自社ローン」は、どちらも過去の金融状況によってカーローンの審査に不安を抱える方にとって、車を手に入れるための貴重な選択肢となり得ます。しかし、その仕組みやメリット・デメリット、そして将来への影響は大きく異なります。

信用回復ローンは、金利が比較的高めになる傾向がありますが、返済実績を積むことで信用情報の改善が期待できます。将来的に住宅ローンなどを考えている方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。

一方、自社ローンは、販売店独自の審査基準により審査に通りやすいという大きなメリットがありますが、金利の代わりに手数料が上乗せされることで総支払額が高くなる可能性や、信用情報への改善効果がない点を理解しておく必要があります。

どちらのローンを選ぶにしても、約内容を十分に理解し、無理のない返済計画を立てることが最も重要です。この記事で解説したポイントを参考に、ご自身の状況や将来の目標を照らし合わせ、最適なローンを選んでください。そして、安心して新しいカーライフをスタートさせましょう。もし不安な点があれば、ファイナンシャルプランナーや消費生活センターなどの専門機関に相談することも検討してみてください。

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この記事を書いた人

出身地:千葉県
愛車:HONDA N-BOX
一言:

新宿でクレープ巻いてた過去あり。特技は運転、趣味は爆睡。。
でもクルマのことになると、一気に目が覚めます(笑)
整備もカスタムもバッチリ対応、おまかせください!
ご納車までのサポートは、僕が責任持ってしっかり対応します。
"頼れるクレープ職人上がりの整備担当"で覚えてくださいね!

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