「CICに異動情報が載っているから、もうカーローンは組めないかもしれない…」
「通勤や家族の送迎に必要なのに、車が買えなかったらどうしよう…」
過去の金融トラブルにより、信用情報機関CICに「異動」と記録されていることで、車の購入を諦めかけている方もいらっしゃるのではないでしょうか。銀行やディーラーのローン審査に落ちた経験があると、その不安は一層大きくなることでしょう。
しかし、諦めるのはまだ早いです。この記事では、CICに異動情報がある方がカーローンを組むための具体的な知識と方法、特に「信用回復ローン」という選択肢について詳しく解説します。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
- CICの「異動」情報とは何か、いつまで記録されるのか
- なぜ一般的なカーローン審査が厳しくなるのか
- 異動情報があっても利用できる可能性のあるローンの種類
- HUBRIDEの自社ローンの特徴と審査で重視するポイント
- 審査通過の可能性を高めるための具体的な対策
過去の状況にとらわれず、あなたの「今とこれから」を応援する方法があります。ぜひ最後までお読みいただき、新しいカーライフへの一歩を踏み出すきっかけを見つけてください。
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コンサルタント
関根さん
大手自動車販売ディーラーにおいて10年以上にわたり輸入車を中心に数多くの販売を手掛ける。豊富な商品知識と顧客ニーズへの深い理解に基づいたコンサルティング営業に定評があり、年間販売台数において複数回の社内表彰を受賞。車両販売だけにとどまらず、アフターサービスやファイナンスプラン、ライフスタイル提案に至るまで、幅広い分野で顧客満足度の向上を追求している。
CIC異動とカーローン審査の基礎知識

まず、カーローン審査に大きく影響する「CIC」と「異動情報」について正しく理解しましょう。CIC(株式会社シー・アイ・シー)は、クレジット会社の共同出資により設立された信用情報機関の一つです。主にクレジットやローンの契約内容や支払い状況に関する情報を収集・管理し、加盟するクレジット会社などに提供しています。
「異動」とは、返済の遅延や債務整理など、契約通りに返済が行われなかった事実を示す情報です。具体的には、以下のようなケースで登録されることがあります。
- 返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるもの・あったもの
- 返済ができなくなり保証契約における保証履行が行われたもの
- 裁判所が破産を宣告したもの(破産手続開始決定)
この「異動」情報は、一般的に「ブラックリスト」と呼ばれる状態の一つと認識されています。カーローンを提供する金融機関や信販会社は、審査の際に必ずCICなどの信用情報を照会します。そのため、「異動」の記録があると、返済能力に懸念があると判断され、審査に通過することが極めて難しくなるのが実情です。異動情報は、契約期間中および契約終了後5年以内は保有されるため、その期間は影響が続く可能性があります。
各種カーローンの選択肢と審査基準の比較

CICに異動情報がある場合、一般的なカーローンの審査通過は困難ですが、どのような選択肢があるのでしょうか。主なカーローンの種類と審査基準の特徴を比較してみましょう。
ローンの種類 | 主な提供元 | 審査基準の特徴 | CIC異動情報の影響 |
---|---|---|---|
銀行系カーローン | 銀行、信用金庫など | 金利は低い傾向だが、審査は最も厳しい。信用情報、年収、勤続年数などを総合的に判断。 | 非常に大きい |
ディーラーローン | 自動車ディーラー | 銀行系よりは通りやすい傾向。信販会社が審査。車の所有権がローン完済まで留保されることが多い。 | 大きい |
信販系カーローン | 信販会社 | 銀行系とディーラーローンの中間的な位置づけ。審査スピードが速い場合がある。 | 大きい |
信用回復ローン | 信販会社 | 信用情報よりも現在の状況を評価。ローンを組む以外に信用情報の回復もあわせて目的としている。 | 比較的小さい |
自社ローン | 中古車販売店など | 販売店独自の基準で審査。信用情報機関の照会を行わない、または重視しない場合が多い。 | 小さい/限定的 |
表からも分かる通り、銀行系、ディーラー系、信販系のローンは、審査時に信用情報を重視するため、CICに異動情報があると通過は難しい傾向にあります。
一方で、自社ローンは、販売店が独自に審査を行うため、過去の信用情報よりも現在の支払い能力や将来性を重視する傾向があります。そのため、CICに異動情報がある方でも、カーローンを利用できる可能性があります。ただし、金利が高めであったり、保証人が必要になったりする場合もあるため、条件をよく確認することが重要です。

過去<今を見る!HUBRIDEの信用回復ローン徹底解説

「CICに異動情報があるけれど、どうしても車が必要…」そんなあなたの悩みに寄り添うのが、HUBRIDEの信用回復ローンです。私たちは、過去の金融トラブルでカーローンの利用を諦めていた方々にも、マイカーのある生活を実現していただくため、独自の審査基準を設けています。
HUBRIDEの信用回復ローンの最大の特徴は、信用情報機関の照会結果だけに頼らない審査を行う点です。もちろん、完全に無視するわけではありませんが、それ以上に「現在の収入状況」や「今後の返済計画に対する意欲」などを総合的に判断します。過去に失敗があったとしても、現在安定した収入があり、真面目に返済していこうという意思があれば、前向きに審査させていただきます。
お申込みからご契約までの流れも、お客様に寄り添い、分かりやすさを心がけています。まずはウェブサイトやお電話でお気軽にお問い合わせください。仮審査では、収入状況やご希望の車種などをお伺いし、スピーディーに結果をお伝えします。本審査を経てご契約、そして納車となります。メリットとしては、審査の柔軟性と手続きの速さが挙げられます。
一方で、一般的なローンと比較して金利がやや高めに設定される場合がある点や、選べる車種に制限がある可能性については、事前にご理解いただく必要があります。私たちは、デメリットも含めて正直にお伝えし、ご納得いただいた上でご契約を進めます。

CIC異動でも諦めない!審査通過の可能性を高める方法
HUBRIDEの信用回復ローンは柔軟な審査を行いますが、それでも確実に通過できるわけではありません。審査の可能性を少しでも高めるために、お客様自身でできる対策がいくつかあります。
まず、頭金を用意することです。購入する車の価格の一部を先に支払うことで、ローンで借り入れる金額が減り、販売店側のリスクも軽減されます。これにより、月々の返済額も抑えられ、審査において有利に働く可能性があります。少額でも構いませんので、準備できる場合は積極的に申し出ることをお勧めします。
次に、連帯保証人を立てることです。安定した収入のある親族などに連帯保証人になってもらうことで、万が一返済が滞った場合のリスクをカバーできます。特に収入面に不安がある場合や、借入希望額が大きい場合に有効な手段となります。ただし、連帯保証人には大きな責任が伴うため、依頼する際は十分な説明と理解が必要です。
その他、現在の収入を証明できる書類(給与明細、源泉徴収票など)を正確に提出すること、無理のない返済計画を立てられる車種を選ぶことなども重要です。これらの準備をしっかりと行うことで、HUBRIDEの担当者もお客様の状況をより正確に把握でき、前向きな審査につながりやすくなります。
HUBRIDEでカーライフを実現!お客様の声(事例紹介)
ここでは、実際にCICに異動情報がありながらも、HUBRIDEの自社ローンを利用して車を購入されたお客様の事例をいくつかご紹介します。(※プライバシー保護のため、内容は一部変更しています)
事例1:田中様(仮名・40代男性・運送業)
「7年前に消費者金融で延滞し、異動情報が残っていました。通勤に必要な車が故障し、銀行ローンもディーラーローンも審査落ち。もうダメかと思いましたが、HUBRIDEさんに相談したところ、現在の収入と勤続年数を評価していただき、無事にローンを組むことができました。本当に感謝しています。」
事例2:佐藤様(仮名・30代女性・パート)
「過去のクレジットカード延滞で異動情報あり。子供の送迎に車が必須でしたが、どこもローン審査に通らず困っていました。HUBRIDEさんは、パート収入でも頭金を入れること、夫に保証人になってもらうことで対応してくれました。丁寧な説明で不安も解消され、安心して購入できました。」
事例3:鈴木様(仮名・50代男性・自営業)
「数年前に事業で失敗し、自己破産。CICにも当然記録が残っています。仕事でどうしても車が必要になり、HUBRIDEさんに相談。自営業で収入が不安定な点がネックでしたが、事業計画や今後の見通しをしっかり説明し、保証人も立てることで審査に通りました。諦めずに相談して良かったです。」
これらの事例のように、HUBRIDEでは、お客様一人ひとりの状況に真摯に向き合い、可能な限りご希望に沿えるよう努めています。過去の状況だけで判断せず、「今」と「これから」を大切にするのが私たちのモットーです。
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自分の信用情報を確認するには?(CIC開示請求)

ご自身の信用情報が現在どうなっているのか、特に「異動」情報がまだ残っているのか不安な場合は、CICに直接情報を開示請求することができます。これにより、登録されている情報の種類、登録期間などを正確に把握できます。
開示請求の方法は主に以下の通りです。
- インターネット開示: パソコンやスマートフォンから、CICのウェブサイトを通じて請求する方法です。クレジットカードや指定の電話番号が必要になりますが、最も手軽で早く確認できます。手数料は500円(税込)です。(2024年4月現在)
- 郵送開示: 申込書をダウンロード・印刷し、必要書類と手数料(定額小為替証書)を同封して郵送する方法です。報告書が郵送で届くまで10日ほどかかります。手数料は1,500円(税込)です。(2024年4月現在)
開示報告書を見ることで、「異動」情報の有無や、登録されている具体的な内容、保有期限などを確認できます。もし情報に誤りがある場合は、CICに訂正を申し出ることも可能です。まずはご自身の状況を正確に把握することが、次の一歩を踏み出すための第一歩となります。なお、信用情報機関にはCICの他にJICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)があり、必要に応じてそちらにも開示請求を行うとより確実です。
CIC異動なのにカーローンが通ったに関するよくある質問(FAQ)
- CICで異動があるとどうなるの?
-
CICに「異動」があると、クレジットやローンの審査にとても不利になります。
たとえば、スマホの分割払いや車のローン、クレジットカードの申し込みをしても、「この人は過去に延滞などのトラブルがあった」と見なされて、審査に落ちる可能性が高くなります。
異動は、61日以上の支払い遅れや、債務整理(任意整理・自己破産など)、ローンの強制解約などが原因で登録されます。そして一度登録されると、たいていは5年間は消えません。
この間は、新しいローンを組むのが難しくなるだけでなく、携帯電話の分割払いさえ断られることがあります。
つまり、「異動」はお金の信用に大きなマイナスがついた状態です。信用を回復するには、しばらくの間は現金での生活を心がけ、時間が経って情報が消えるのを待つ必要があります。
- 自社ローンはCICを見るのでしょうか?
-
多くの自社ローンでは、CICなどの信用情報は見られないことが一般的です。
というのも、自社ローンは銀行や信販会社を通さずに、販売店が独自にお金を立て替える仕組みだからです。そのため、過去にローンの延滞や債務整理をしていても、CICに異動情報が載っていても、審査に通る可能性があります。
ただし、すべての販売店が信用情報を見ないわけではありません。中には独自にCICやJICCを確認するお店もありますし、別会社と提携していて信用情報をチェックするケースもあります。
まとめると、「基本的にはCICを見ない販売店が多いけれど、絶対に見られないとは限らない」というのが答えです。心配な場合は、事前にその販売店に確認しておくのが安心です。
- カーローンの本審査が通過したらどうなりますか?
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カーローンの本審査に通過すると、いよいよ車の購入手続きが本格的に進みます。
まず、ローン会社(銀行やディーラーなど)から「契約OK」の連絡がきます。その後は、ローン契約の正式な書類にサインをして、支払い方法や返済のスケジュールを決めていきます。
ローン契約が完了すると、販売店にお金が支払われるので、その時点で車の登録や納車の準備が始まります。あとは販売店と納車日を調整して、いよいよ車が手元に届くという流れになります。
つまり、本審査に通ったら「車が買えることが確定した状態」で、あとはスムーズに納車まで進むだけです。
- CICの異動情報は消えるタイミングは?
-
CICに登録された異動情報は、基本的にその原因となった契約が「完済されてから5年後」に自動的に消えます。
たとえば、延滞が続いてローンが強制解約され、その後しばらくして残りの金額を全部支払った場合は、その「支払いが完了した日」から数えて5年間で情報が削除されます。
ただし、完済せずにずっと放置している場合は、その間ずっと異動情報が残り続けてしまいます。つまり、「支払いを終えた日」が起点になるので、まずはきちんと精算することが信用回復の第一歩になります。
一度登録された異動は、自分の意思では消せないので、消えるのを待つしかありません。でも、その間に他の支払いをきちんと続けていれば、将来的な信用には少しずつプラスになります。
- ローン審査で異動とは?
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ローン審査で「異動」とは、過去にお金の支払いで大きなトラブルがあったことを意味します。
たとえば、クレジットカードやローンの返済を何か月も滞納したり、借金を整理したりすると、その情報が信用情報機関(CICなど)に「異動」として記録されます。
この「異動」があると、ローン会社から「この人は返済に問題があった」と判断され、審査に通りにくくなります。異動は、お金の信用にキズがついた状態で、いわゆる“ブラックリストに載った”というような扱いになります。
つまり、ローン審査において「異動あり」とは、「この人は過去に重大な延滞や債務整理があった」と見なされる、重要なマイナスポイントです。
まとめ:CIC異動でも車は買える!まずはHUBRIDEにご相談を
この記事では、CICに「異動」情報がある場合のカーローンについて、基礎知識から具体的な対策、そしてHUBRIDEの自社ローンという選択肢まで解説してきました。
重要なポイントを改めてまとめます。
- CICの「異動」情報は、過去の延滞や債務整理の記録であり、一般的なカーローン審査に大きな影響を与えます。
- 異動情報があると、銀行系やディーラー系のローン審査通過は困難な場合が多いです。
- HUBRIDEの信用回復ローンは、信用情報だけでなく現在の支払い能力や意欲を重視するため、異動情報があっても利用できる可能性があります。
- 頭金や保証人の準備、収入証明の提出などが審査通過の可能性を高めます。
- ご自身の信用情報はCICへの開示請求で確認できます。
過去の金融トラブルによって、「もう車は持てないかもしれない」と深く悩んでいる方も、どうか諦めないでください。HUBRIDEは、あなたの「車が欲しい」という気持ちに寄り添い、過去ではなく「今とこれから」を重視した審査で、カーライフの実現を全力でサポートします。
少しでも不安や疑問があれば、まずはHUBRIDEまでお気軽にご相談ください。専門のスタッフが、あなたの状況に合わせた最適なプランをご提案いたします。
参考文献・URL 一覧
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)公式サイト: https://www.cic.co.jp/
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)公式サイト: https://www.jicc.co.jp/
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)公式サイト: https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/